
Yamatomidori
やまとみどりは、奈良県農業試験場茶業分場が1924年に奈良市法蓮町に設置された時、奈良県下各地から在来種子を収集して育成されたものであって、山辺郡山添村上津の福井勘次郎氏の茶園から採取した種子を実生中から選抜した個体である。1928年から1935年にかけて、調査が行われ、この品種が最も有望であるとされ、1958年に登録され、育成地名にちなんで「やまとみどり」と命名された。晩生種の中では品質が優れ、滋味が良好。摘採期はやぶきたより10日位遅く、発芽期も遅いため晩霜害を回避できる。耐寒性が非常に強く耐病性も強いため、寒地や晩霜害を受けやすい地帯でも栽培可能。結実が多く種子の遺伝的純度が高い。初期生育はやや劣るが分枝性が良好。豊産性で病害虫に対する抵抗性も強い。
